これから始めようか迷っている人へ

「また続かないかも…」と不安な方へ。なぜ当店では続くのか?

 

 

 

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筋トレしないといけないし、パーソナルジムには興味はあるけど、もう一歩踏み出せない。あなたの場合はどうでしょうか?

パーソナルトレーニングを始める時、大半の方は決断に時間がかかります。

・面倒くさい
・別に今でなくてもいいか  
・今忙しいし 

とかやらない理由を色々考えてしまいます。パーソナルジムに通うとなると時間も労力もお金もかかるので慎重になるのも当然のことです。先延ばしにしたくなる気持ちもわかります。

実際にお客様の中にも、チラシをみて「そろそろ行かないとな」と思いながら1年経過し、1年後に来店される方もいるぐらいです。

 

でも、始めるのは早い方が良いという事実は変わりません。何もしないままでは、体力の衰えは進む一方です。体力が落ちるほど、戻すのに時間がかかります。(戻すのには落ちるスピード以上に時間がかかります。)

 

 

決断できない一番の理由は?

「また続かないんじゃないか…」という不安がある方が多いと思います。

・フィットネスジムを短期間でやめたり、
・YouTube見てはじめたけど、3日坊主だったり

続いた経験がないと不安になるのも無理ありません。実際トレーナーである私もフィットネスジムを3ヶ月でやめた経験があります。確かに運動はなかなか続かないものです。

でもご安心ください。当ジムならおそらく続けられます。大体10人中8人以上は年単位で長く続けられます。

 

実際に当店のお客様の例をご紹介すると、

◾︎今まで2〜3のジムを短期間でやめてしまった方は4年継続

◾︎運動が苦手でほとんどやったことがない方も3年継続

◾︎94歳の方は、90歳の頃から4年継続されています。

↓94歳のお客様トレーニング風景

 

なぜ当店だと続けられるのか?

みなさんは続かない理由を考えたことはありますか?また、大半の方は運動が続かないのに、なぜ当店のお客様は年単位で長く運動を続け、カラダを成長させられているのか?

続かない理由と併せて解説していきます。

 

 

筋トレは、トレーニング選び、トレーニングフォーム、重量、回数、セット数など考えることが多いです。そして、正しく行わないと十分な効果がでません。

筋トレ初心者のほとんどの方が、自分が今やっていることが正しいか分からない状態だと思います。
ジムに行く時間をとって、しんどい思いをして頑張っているのに、これがちゃんと効果があるのかわからない。こんな手探りの状態でモチベーションを保って、筋トレを継続するのは難しいです。

 

◆当店だと続けられる理由
これがパーソナルジムなら、トレーナーに任せるだけです。姿勢や柔軟性、筋力のバランスをみて、あなたのカラダの特徴をつかみ、カラダに合ったトレーニングを選択します。そして重量や回数、セット数まで細かく決めていきます。

難しいことは全部任せて、トレーニングに集中するだけです。やればカラダが変わると思えれば、モチベーションも続きます。これが続く理由1つ目です。

 

 

運動は基本的に辛いものですが、パーソナルジムだとさらに追い込まれてしんどい。こんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

実際に当店のお客様からも「前に通っていたパーソナルジムは毎回しんど過ぎて吐いていた」という話しも聞きます。これは負荷の調整を完全に間違っているのですが、実際にあることのようです。

当店のトレーニングでは、絶対にこのようなことはありません。楽とは言いませんが、決して辛過ぎません。でもしっかり効果は出ます。

 

そもそも筋トレの辛さとは?

①動悸や息切れによる辛さ

これは、トレーニングで使う筋肉にたくさんの酸素や栄養を送るためのものです。酸素を取り込むために呼吸数増やして、それらを循環させるため血流量を増やし、心拍数が上がるわけです。

②筋肉の疲労、微細な損傷による辛さ

筋トレの負荷で筋肉に小さな損傷が起こったり、代謝物によって疲労を感じます。使ってる筋肉のだるさ、痛みを感じます。

例えば、重量を足してスクワットを行った場合、下半身への疲労感はもちろん、息切れもします。このように2つの辛さが重なるとかなり辛く感じます。

筋力アップに必要なのは筋肉の刺激
息切れするような全身の疲労は筋肉の成長には直接関係ありません。そして、筋肉の疲労や、痛みだけなら比較的耐えられます。

そのため、息切れを極力起こさず筋肉を刺激し鍛えていくのが、辛過ぎないコツです。体力のない初心者にはおすすめです。

 

 

辛すぎない筋トレのコツ

コツ1 全身を使う筋トレを少し減らす

スクワットなど多くの筋肉を使う筋トレは、その分多くの酸素や栄養が必要なので、呼吸や心拍数が上がります。反対に1部位だけ動かすような筋トレ、例えば、スクワットと同じ太もも前を鍛えるレッグエクステンションの方が息切れも起こりにくくなります。 そのため、体力がない内は全身を使うトレーニング量を減らしたり、少し軽めに行ったり調整します。※もちろんスクワットなど全身トレーニングにしかないメリットもあるので行いますが、調整を行います。

 

 

コツ2 重量を上げて回数を減らす

重くするとより辛くなるのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。高重力×低回数の方が息切れはおこりにくく、中重量で回数を多く行う方が息切れが起こり辛くなりやすいです。

 

 

コツ3 休憩を長く摂る

セット間の休憩をしっかり取ることで、息切れ、動悸は起こりにくくなります。

 

 

コツ4 不要な追い込みを行わない

 「限界を迎えてからのラスト3回」といったような最後の追い込みです。これは必ずしも必要だとは思いません。初心者の方の筋力アップは、追い込みなしでも十分可能です。当店では、無理な追い込みを、不要な追い込みは行いません。 トレーニングを重ねて慣れてくると、徐々に全身持久力もついてきます。そうなってきたら負荷を足していきます。

 

ここまで、運動を続けやすい理由について話してきましたが、決して楽というわけではありません。筋肉をつけるには、今の筋力を越える刺激を与える必要があります。このルールは変わりません。辛過ぎないとは言え、それなりの負荷には耐えなければいけません。

 

それでもみなさんトレーニングが続いているのは、自分のカラダの成長を実感できているからだと思います。 前より体力がついた。カラダが軽くなった。引き締まってきた。などカラダが変わってくると嬉しく、頑張ろうとやる気が湧いてきます。 だから、続くか分からないと不安な方もまず一度体験を受けてみてください。意外と楽しいと思えるかもしれません。

 

只今秋のキャンペーン中なので、お得に始められます。この機会にぜひ‼︎お申し込みは下記の問い合わせ、電話もしくはLINEで受け付けております。

 

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【まとめ】迷っている方に絶対読んでもらいたい記事

「トレーニング経験ゼロ」「運動が苦手」「ジムに通ったり、自分でやってみたけど続かなかった」という人にとって、新しくトレーニングを始めることは、少しハードルが高く感じるかもしれません。

 

筋トレは素晴らしい効果をもたらしてくれます。特に40歳以上の女性に必要なものであることは間違いありません。

ここでは、「まだ迷っているという方が一歩を踏み出せるよう」書いた記事をまとめています。

 

 

■継続のコツ・モチベーション

 

筋トレ初心者が「自分で筋トレできない」のはなぜ?

 

筋トレは誰でも続けられる。習慣化のカギは…

 

あなたが「始められない・続けられない」のは〇〇〇のせい

 

「周りに認められたい。そして自分を好きになりたい。」なら筋トレするべき

 

「あきらめないで」筋トレをやめても筋肉はよみがえる!

 

理想の体は「短期」の「本気」じゃなく、「長期」の「根気」で手に入る!

 

筋トレ初心者必見!自宅での筋トレを効果的にするには

 

筋トレ初心者が「自分で筋トレできない」のはなぜ?

 

 

■筋トレのメリット&放置する危険性

「やっぱ筋トレするべきだな」と思う筋肉が増えるメリット5つ

 

「気分が落ち込む。」更年期症状に悩む女性には筋トレがベスト

 

たった週1回の筋トレで、将来の寝たきりを予防できる?!

 

運動機能の低下・転倒は高齢者だけの問題じゃない

 

50歳を超えたら骨粗鬆症予防を始めるべき。

 

50歳超えると「骨密度が高い」=安心ではない理由

 

体脂肪が増えるデメリットは見た目だけじゃない!

 

 

■痛み・筋力低下

放っておいてはいけない!関節の腫れが筋力低下の原因?

 

ひざが痛むけど…運動するべき?安静にするべき?

 

ひざ痛は放置してはいけない!!初期から始める対策

 

そのフォーム、ズルしてない?トレーニング効果を下げる代償動作について

 

その腰痛、ローカル筋の機能不全が原因かも…

 

お尻の筋肉を鍛える機能的メリット

 

その他

「飲むだけで筋肉が増える」なんて広告は無視するべき

 

 

■食事管理

一生続けられる健康的な食事

 

食欲に負けない自分の作り方

 

当店で行なっている食事管理をご紹介!

 

【賢い外食】最近全然料理してないという方に

 

痩せたい人は知っておくべき【食事制限なしの筋トレだけ】は勿体無い


放っておいてはいけない!関節の腫れが筋力低下の原因?

こんばんは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーのカナモノヤです。
 
今日はまたひざに戻って記事を書いていきます!
 
さっと内容だけ知りたい方に
【この記事のまとめ】
①ひざの変形や痛みがあると大腿四頭筋が筋力低下を起こしやすい
 
②原因は、動かさないことで起こる【廃用性筋力低下】のほか、痛みや関節の腫れにより起こる【反射性筋力低下】が関係している。または関節原性筋力低下
 
③関節にずっと痛みがあったり、水が溜まっているようなら、放っておかず整形で治療をしてもらうべき!その上で筋トレをして筋肉をつけることが進行予防になる。
 
 
 

ひざに変形や痛みがあると、太もも前にある大腿四頭筋、なかでも内側広筋という筋肉が萎縮しやすいと言われています。

これは、運動量の減少が原因となり筋力低下を起こす【廃用性筋力低下】が関係していますが、それだけではなく別の要素が関係していると言われています。

 
皆さん知ってましたか?
筋力低下というと動かさないから起こるものだと思いますよね。実はそれだけじゃないんです。

もう一つの要素が、【反射性筋力低下】と言われるもので、主に「痛み」によるもの、損傷や炎症による「関節腫脹」によるものがあると言われています。順に説明していきます。

◆痛みが筋肉の働きを抑え、筋力低下を起こす
関節からの持続的な痛み刺激は、周辺の筋肉にブレーキをかけてしまい筋力低下、そして筋萎縮を起こしてしまいます。ひざの場合、抑制は大腿四頭筋にかかります。

これは、意識的なものじゃなく無意識で起こることです。痛みのある部位を守ろうとする体の自然な反応といえます。

◆関節腫脹が筋肉の働きを抑え、筋力低下を起こす

変形性関節症によくみられる関節液が溜まった状態※や、靭帯・半月板損傷後の急性の腫れにより起こります。

※関節水腫といいます。 ひざに水がたまるというやつです。

少し詳しく書くと…
すべての関節は関節包という袋で覆われており、一定量の関節液が入っています。炎症を起こすと関節液はより多く作られ、吸収が間に合わず関節には関節液が溜まり、腫れた状態になります。
すると、関節包内部の圧が高まった状態になります。それに加え、大腿四頭筋の収縮はさらに関節包内部の圧を高めてしまいます。

 

それらを防ぐために、関節包を含むひざ周辺組織に多くあるセンサーが感知して、大腿四頭筋の働きを抑制するといったメカニズムです。
働きが抑えられると筋力低下、筋萎縮へとつながります。大腿四頭筋のなかでも内側広筋という内側の筋肉が影響を受けやすいと言われています。

これらを「関節原性筋力低下」といいます。

【引用】
関節損傷や炎症性関節では筋活動が大き
く抑制されるとし,本現象を「関節原性筋力低下」または関節原性筋力抑制と称した。

変形性ひざ関節症の進行予防には、筋力維持は重要で、筋トレを行う必要性は間違いなくあります。
しかし、それ以前に関節の腫れがあるなら、整形を受診し、関節液を抜くなどDr.の処置によるひざのケアも大切です。

 


グルコサミン・コンドロイチンってほんまに効くの?

こんばんは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
 
 
今日は「グルコサミン・コンドロイチンって効果あるの?」というテーマで書いていきます。
このテーマで調べていて面白い論文をみつけたので参考・引用させて頂きました。
 
ひざ痛といえば、グルコサミン・コンドロイチン関連のたくさんの商品名が思いつきます。それくらい売れているんでしょうか。
 

国際変形性関節症学会(OARSI)の治療ガイドラインには, 変形性関節症に対する様々な治療の有効性が効果量として数値化されています。
そこで、グルコサミンとコンドロイチンは

グルコサミン      0.58
コンドロイチン  0.72

※ 0.2は小さい効果,0.5は中程度の効果,0.8は大きい効果だと判断できるようです。
OARSIではどちらも中程度以上の効果があると認められています。

しかし、グルコサミンやコンドロイチンが関節痛や進行予防に有効だとする研究結果を疑問視する声が沢山でています。

グルコサミン、コンドロイチンの効果としては
❶ひざ関節の痛み改善
❷ひざ関節裂隙の狭小化抑制
という2点で討論されてましたが、この記事では❶痛みについて

【グルコサミン・コンドロイチンの関節痛に対する効果】について書いてあるところをみると、

【引用】
OARSI(Osteoarthritis Research Society International)ガイドライン 5) において記述されているメタ解析結果を紹介する.

3846 名の被験者を含む 20 試験のメタ解析では,コンドロイチン硫酸塩による痛み緩和効果は,効果量 0.75(95% CI, 0.50, 0.99)(効果中)であり,中 から大の効果を示した.しかしながら、この結果にはコンドロイチン硫酸塩の効果を引き上 げてしまうような出版バイアスの証拠が確認され,また各結果には一貫性が無く不均質であ った.高い質の試験に制限して解析した場合に は,効果量が 0.005(95% CI, − 0.11, 0.12)(効 果無し~僅か)となり,有意な痛み改善効果は 無かったことが報告されている.

※出版バイアスとは
否定的な結果を得た研究が肯定的な結果を 得た研究に比べて公表あるいは出版されにくい事により生じる偏り

※上記は読まなくてもOK!

簡単に説明すると
❶良い結果が出なかった研究は表にでてきにくいため、良いデータばかりが集まる。

❷「すごく効果があった」という研究と「ほとんど効果がなかった」という研究、各研究の結果に大きな差があった。メタ解析ではデータを統合・分析するため、飛び抜けて高い結果が、低い数値を引きあげてしまう。

そして、「すごく効果があった」と結果を出した研究は、研究の質が低く参考にならない可能性があった。ここでいう研究の質というのは、被験者の数などになるんだと思います。
★質の高い研究結果にだけ絞って分析すると、効果なし〜僅かだった。

グルコサミンの効果に関しても有効とは言えないようです。

上記以外にも
・研究に資金提供している販売企業(スポンサー)に有利になるような偏りが研究結果に生じる。などもあるようです。

【結論】
グルコサミン・コンドロイチンの関節痛改善効果は疑わしい。

 
研究結果だけみると有効だが、
・研究がフェアなのか?スポンサーとの利益関係
 
・研究が正しく行われていない
規模や方法など。
 
・結果の集まり方に偏りがある。
良い結果しか表に出ない。
 
などが理由として挙げられます。
 
 
関節裂隙の狭小化抑制に関しては、この記事では省略していますが、全く効かないわけではなさそうですが、飲み続けても効果は小さいようです。
 
やはりこのようなサプリは、補助として考えるべきで、飲んだらひざは良くなるとあまり期待しすぎないほうが良いです。
プラセボ効果といって、思い込みの力によって症状が一時改善することもありますが、根治にはなりません。ほかの手段を疎かにしないように。
 
そのことは忘れないようにしましょう!
 
【参考・引用】
関節痛に対するコンドロイチンおよびグルコサミンの有効性
Effects of glucosamine or chondroitin in patients with knee osteoarthritis
和田佳子 1,和田侑子 1,石井文由 1*

ひざが痛むけど…運動するべき?安静にするべき?

こんばんは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
 
 
「ひざが痛くても動かないといけない。」

それとは反対に「ひざが痛いときは安静にするべき」という意見

両方耳にするけど、結局どっちが正しいの?

こんな疑問をお持ちの方は多いと思います。

先に答えを言うと、「急性期の炎症が強い時期は積極的な運動は行わず、落ち着いてからどんどん運動を行うべき。」です。

まずは、積極的な運動を行わないほうが良い時ってどういうとき?

【急性期の炎症症状】4つの徴候
・腫脹 (はれる
・熱感 (熱を持つ
・発赤 (皮膚に赤み
・強い痛み

ひざに限らずですが、基本的にこのような症状がみられたら積極的な運動は避けるべきです。
とは言っても、強い痛みを伴うので運動する気にはならないと思いますが…

変形性膝関節症の場合、進行すると関節内に水が溜まってひざが腫れぼったくなったり、患部に軽く熱があるということはよくあります。急に症状がでてきた場合を除いて、そのほとんどが慢性的なものなのでどんどん動いて大丈夫です。

 
反対に「ひざが痛くても動かないといけない。」というのは

・急性期を過ぎ、炎症が落ち着いた時
この時期からは積極的に筋トレをなどの運動を行うべきです。

 

運動を行うべき理由は「痛みの悪循環」を避けるため

「痛み」→「活動量低下」→「 筋力低下・ひざ関節可動域制限・体重の増加 」→「変形の進行」→「痛みの増悪」

※可動域制限  ひざが曲がらない、もしくは伸びない状態
「痛いから動かない。」という選択をすると、上記のような悪循環に陥ることになります。

この悪い流れを断ち切るためには、痛みがあっても急性期でなければ、積極的に運動を行う必要があります。

★適度に動くことで、ひざ関節周辺組織への血流がアップし、関節内の老廃物を流してくれたり、関節内組織へ栄養が行き渡りやすくなると言われています。

 
ウォーキングはオススメしない
誰でも手軽に行えるため、選択されやすいウォーキングですが、個人的にはおすすめしません。
 
 
【おすすめしない理由】
 
1、歩行はひざへの負担が大きい

歩く動作では、必ず片脚で体重を支える時期があります。

片ひざにかかる負担は体重の3倍と言われており、60kgの方の場合、片ひざに180kgかかることになります。

体重がひざ関節の中心に乗っていれば問題はありませんが、内反変形(O脚)したひざ関節では、関節の内側に負荷が集中します。これは変形を助長します。
 
・すでにひざに痛みがある時点で、「脚のアライメント(骨格の配置)や、歩き方に異常を来している。」と言えます。
 
 
2、関節への負荷が大きい割りにメリットが少ない
 
・ウォーキングでは筋力UPは難しい。
(筋力低下がみられる高齢者を除いて)
 
・有酸素運動目的なら膝に負担をかけない方法がいくらでもある。
水泳や水中ウォーク、屋内エアロバイクなど
 
 
「筋力をつけるために、歩きなさい」と指導されることがあるようですが、それは間違いです。
筋力をつけるためには、筋トレの方が効率が良いですし、より安全に行えます。
 
 
筋トレも間違って行うと関節に負担をかけてしまうことがあります。
負担をかけずに行う方法をまたご紹介できたらと思っています。
 
 

 


早い方が絶対良い!変形性膝関節症を予防する。

こんにちは。
大阪市阿倍野区にある女性向けパーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
 

昨日は変形性膝関節症の危険因子や初期症状、そして早めの予防が大切だと言うことをお伝えしました。

今日はどのように予防するのかについて書いていきます。

先に答えを言うと、非常にシンプル「筋力をアップすること。」
 
でしょうね。という感じでしょうか?

まぁそう言わず、詳しく見ていきましょう!

知ってた?変形性膝関節症にはタイプがある

◆ひざが内反(O脚)変形していく内側型
◆ひざが外反(X脚)変形していく外側型

それぞれ膝関節の内側、外側が圧迫されストレスがかかることで半月板や関節軟骨が摩耗、損傷し変形していきます。

ちなみに、内側型が多いです。

 

解決策の前に…
ひざの内反変形を理解する
ひざの内反変形を理解するのに、ミクリッツ線(下肢機能軸)というものが役に立ちます。
分かりやすい画像があったので、お借りしました。
 
 
 
ミクリッツ線とは?
大腿骨頭と足関節を結んだラインで、簡単に言うと、立位での体重がかかるラインになります。
一般的に、このライン、つまり体重は膝関節の中央もしくは、わずかに内側を通ると言われています。

しかし、O脚だと膝関節の中心より、内側に体重がかかることになります。
すると、膝関節が外に離れていく方向=内反方向に力がかかります。

 

最初は小さな力であっても、日常で繰り返されることで、膝関節の内側に圧縮力がかかり、関節軟骨はすり減り、変形は徐々に進行します。厄介なのが変形が進むにつれてより内反方向への力は強くなっていくことです。

 

それらの外部の力に対し、膝関節を安定させる要素として、筋肉の働きが重要となります。

変形性膝関節症の進行に関わると考えられる筋肉

❶膝関節への衝撃吸収作用や、関節安定作用を持つ筋肉としてよく知られる【大腿四頭筋】という太もも前にある筋肉です。

この筋肉は名前の通り4つの筋肉(大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋)からなります。

変形性膝関節症が進行し痛みがでることで、「関節原生筋抑制」という筋肉にブレーキがかかった状態となり、大腿内側にある内側広筋が特に萎縮して(痩せて)しまうということがわかっています。

大腿四頭筋の筋力を維持、向上させておくことは、関節内側への負荷を軽減し、進行予防のために重要となります。

 

❷片脚立ち動作時に、骨盤を水平に安定させる股関節外転筋群(中臀筋・大臀筋などお尻にある筋肉)が関与していると考えられています。

日常生活では、歩く時や階段昇降時など、片脚で体重を支える場面が多くあります。この時に、股関節の外転筋群がうまく働かないことで、対側の骨盤が下がり身体重心が膝の中心から、より内側に偏ってしまうことで、膝関節に内反ストレスがかかると考えられています。

ちなみにこの筋群が弱くなることで、ふらつきやすくなるなど、転倒とも関係してくるので早めに鍛えておきたい筋肉ではあります。

いかがですか?少し専門的なところもあり分かりにくかったかもしれませんが…

 
変形予防のためにできることは、ひざにストレスをかけないようにジッとしておくことではありません。
膝の痛みが悪化しない範囲で、しっかり動いて鍛え、筋力をアップしていくことが大切です。痛みがない間から始めるのがもちろん理想的ではありますが、遅すぎるなんてことはありません。
 

ひざ痛は放置してはいけない!!初期から始める対策

こんばんは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
 
 
今日は変形性膝(ひざ)関節症についてです。

50歳以降増える運動器疾患、なかでも変形性膝関節症は、要支援・要介護原因の上位で、健康寿命を下げる大きな問題となっています。

厚生労働省によると
“変形性膝関節症の患者数について、自覚症状を有する者は約1,000万人、潜在的 な患者(X線診断による患者数)は約3,000万人と推定されている。”(1
 
日本人は正座やしゃがみ動作も多いため、他国よりも罹患率が高いと言われています。
 
 
ひざの衝撃吸収の役割を果たす「関節軟骨」がすり減っていきます。炎症を起こすことで、痛みが出たり関節内に水が溜まっていきます。
ひざの可動域が制限されたり、体重をかけるとひざが痛むようになり、歩いたり・階段の昇り降りが難しくなります。
 
 
 
まず、
どのような因子が変形性膝関節症の危険因子となるのか?
 
※膝OA=変形性膝関節症
“膝 OAの誘因となる要因は,生物学的,生化学的, 免疫学的そして力学的要素からなり,おそらくこれらが複合的に関与する.それらを分類すると,全身的要因と膝関節への局所的要因とに分けられる。
 
全身的要因としては,年齢や性,そして遺伝的素因がある.
 
関節軟骨への過剰な力学的負荷は膝関節への局所的要因となり,それはさらに大きく 2 つ に分けられる.
1 つは前十字靱帯損傷や半月板損傷などによる関節の安定性破綻によるものと,肥満などによる関節への慢性的な過剰な力学的負荷によるものである”(2
 
 
【変形性膝関節症の危険因子】をまとめると以下のようになります。
 
「全身的要因」
・遺伝   ・加齢  ・女性
 
「局所的要因」
・肥満  ・筋力の衰え  
・O脚、X脚といった下肢の変形  
・半月板や靭帯損傷の既往
 
 
初期症状の段階で進行を遅らせる
関節軟骨は、再生能力が非常に低く、一度損傷してしまうと元には戻りません。
そのため変形の初期症状が現れた段階から対策を打ち、進行を遅らせることが重要となります。
 

【初期症状】
・朝起きた時や、しばらくじっとした後の動き始めにひざに違和感、痛みがでる。

・歩くのは痛みがないけど、立ち上がりや階段で痛む

・正座をすると痛む

このような症状から始まることが多いです。整形外科に行ってレントゲンを撮っても、初期の変化を見極めることは難しく、そのまま見過ごされていることも多いようです。

 
 
進行してしまうと、外科的治療しか手段が無くなってしまいます。つまり人工ひざ関節を入れることになります。
 
理学療法士として勤務していた病院は、人工ひざ関節の手術が多く、術後の患者さんを担当することが多かったのですが、退院時・退院後にも痛みが残っていたり、完全にひざが伸びない、曲がらないという方もたくさんいました。
 
手術をしたからといって完全に良くなる訳ではないんです。術前のひざの状態が悪い方ほど苦労していた印象があります。
 
歳だからひざが痛むのは当たり前と放置していてはダメです。
「初期症状の段階で進行を遅らせるにはどうすれば良いか」についてはまた明日以降書いていきます。
 
【参考・引用】
(1  介護予防の推進に向けた運動器疾患対策について 報告書  
(2  変形性膝関節症の病態・診断・治療の    最前線
 

まず2ヶ月頑張ろう!途中でやめるなんて勿体ない

こんばんは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルトレーニングジム
グレイスフル帝塚山トレーナーのかなものやです。
 
筋トレを始めたばかりの時は、モチベーションが高く、筋トレが辛くても乗り切れるんですが、しばらく続けていると開始時の熱は冷め、徐々にモチベーションが保てなくなる方が多いです。
 
モチベーションの維持に重要なものに【体の変化】の実感があります。
 
「少しくびれてきたな。」と自分で感じたり、友人に「引き締まってきたね」と褒められたり。
 
これがあるとまた頑張ろうと思えるし、筋トレが楽しくなるのは間違いないです。
 
そこで、今日はどれくらい頑張れば、その体の変化を感じられるのか?について少し詳しく書いていきます。
 
結論を先に言っちゃうと、「2ヶ月」です。
初心者が筋トレを始める場合、どんなに辛くても2ヶ月継続して下さい。正しく行えば変化は現れます。
 
 
まず、

筋力アップのメカニズム
❶神経系の適応  参加する筋線維の増加
❷筋肥大  筋線維が太くなる。断面積の増加があります。

 
詳しく見ると
❶筋トレ開始初期から筋肉が増えるなんてことはありません。しかし、神経系の適応により筋力はどんどん上がっていきます。
 
これは、今まで使われていなかった筋線維が運動に参加するようになることで、前より力を発揮できるようになるというメカニズムです。
 
トレーニングをしていて、最初キツかった運動が段々楽にこなせる様になっていき、さらに強い負荷に耐えられる様になってきます。
この段階で、結果を焦ってはいけません。自分でやっていると「筋肉が増えた感じがしない」と辞めてしまう人もいますが、この段階で増えないのは当たり前。やめるなんて勿体なすぎる!
 
 
ここは読まなくても大丈夫!
「もっと詳しく」
脳からの命令を伝える運動神経は、何本もの筋線維を支配しており、これを運動単位といいます。
筋トレにより強い負荷がかかると、今まで
サボっていた運動単位が動員されるようになり、より大きな力が出せるようになります。
たまに体はそれほど大きくないのに、体が大きい人より力が強い人いますよね。
それは、神経系の影響で、筋肉量は多くないけど、筋肉の収縮に参加する筋線維が多いという理由からです。
 
 
 
❷そして2ヶ月すると、いよいよ筋肉量がアップしてきます。(個人差があるため3ヶ月見たほうが確実)
 
筋トレにより筋線維が損傷し、それを修復し筋線維がさらに太くなっていき、筋肉量は増えていきます。
 
今までトレーニングをしたことのない初心者ほど、伸び代があります。

◆頑張ったけど、体が変わらないという方へ

2-3ヶ月頑張ったけど体が変わらない要因を挙げてみました。

 
筋トレの頻度が少ない(週2回以下)
週1回でもトレーニングのボリュームを多くすることで、筋力アップが可能と言われていますが時間がかかります。週1は基本的には維持
 
トレーニングのボリューム(総負荷)が少なすぎる
自宅トレで結果がでないパターンで多いのがこれ。筋肉量を増やすにはある程度のボリュームが必要になります。
 
楽々できる自重スクワットを10回×3セット行っても筋肉は増えません。筋トレのボリュームは以下のように
 
ボリューム=回数×重量×セット数
で決まります。
 
筋トレをやっていって筋力がアップしてきたら(=楽にこなせるようになってきたら)、回数・重量・セット数のどれか、または全てを変えていく必要があります。
 
自宅だと、器具が不十分なので重量に限界があります。それでも回数やセット数を増やしたりすることで、追い込んでいくことは可能です。
トレーニング方法を変えることで重量UPも可能。 より体重がかかるよう片脚でやるなど。
 
栄養が足りていない
カロリー収支が大きくマイナスに傾いている。(筋肉が分解されている。)
タンパク質が不足(筋肉の材料が足りない)しているなど。
 
代償動作で狙ったところが使えていない。
これも初心者には意外と多いです。自重トレーニングは全身を使って行うため、弱い部分や硬い部分(可動域の狭い)を、かばって本来狙ったところをうまく使えていないことがあります。
トレーニングフォームを理解して、鍛える部位を知っておく必要があります。今はYouTubeでいくらでも解説動画があるので、調べるのも良いかも。
 
このほか、ストレスや睡眠不足も筋肉の成長を邪魔します。
 
 
これらの点に注意して、まずは2ヶ月頑張ってみましょう!体の変化がでると必ず楽しくなりますよ。
 
 

体脂肪が増えるデメリットは見た目だけじゃない!

こんばんは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルジム

グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。

痩せたい人にとっての敵と言えば、体脂肪ですが、体脂肪には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」
それ以外に「異所性脂肪」というものがあるのはご存知でしょうか?

数年前からテレビでも紹介されているので、知っている方もいるかとは思います。

今日は異所性脂肪とは?また蓄積されることで起こるデメリットについて書いていきます。

まず、意外と知らない

 

脂肪を蓄えるメカニズム
体脂肪は体に備わった飢餓への対策で、食べ物が十分になかった時代、体のエネルギー貯蔵庫でした。

でも今は飽食の時代で、その体脂肪が生活習慣病などの原因になっています。

食事から摂取した栄養素は、血液を巡り必要な分をエネルギーとして使用し、余った分は脂肪細胞に貯蔵されます。

糖質(グルコース)であれば、すぐ使われなかった分は、まず肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯蔵されます。
でも、筋肉・肝臓の貯蔵量はあまり多くないので、それ以外の余りは脂肪に変わり、脂肪細胞に蓄えられます。

ちなみに、脂肪細胞は脂肪を蓄えると大きくなりますが、その大きさの限界を迎えると次は数を増やします。(脂肪細胞の増殖)

異所性脂肪とは?
筋肉や心臓、肝臓や膵臓といった本来蓄えられる部位ではない、脂肪細胞以外に蓄えられた脂肪を言います。

脂肪はまず皮下脂肪に蓄えられ、そして内臓脂肪・異所性脂肪に蓄えられます。
中でも日本人は、欧米人と比べ皮下脂肪への貯蔵量が少ないため、内臓脂肪や異所性脂肪を蓄えやすいと言われています。

なぜ異所性脂肪蓄積が良くないのか?

遊離脂肪酸が過剰な状態が続く、また異所性脂肪が蓄積することで、蓄積した臓器は本来の機能を発揮できなくなります。
 
(※遊離脂肪酸とは…血液中にある脂肪のこと。脂肪細胞から取り出されたりした状態)
 
 
1、膵臓への脂肪蓄積
インスリンを分泌する膵臓β細胞の容量が減少し、インスリンの分泌障害に繋がる。
 
2、筋肉への脂肪蓄積
インスリンの効きが悪くなり、筋肉の糖の取り込みが低下する。
 
インスリンの効きが悪くなると、通常のインスリン量では糖の取り込みが間に合わないので、膵臓はインスリンの分泌量を増やします。
過剰に分泌した状態が続くことで、膵臓は疲弊し分泌量は低下して、ついに糖の取り込みが追いつかなくなり糖尿病を発症します。
 
“糖尿病発症時には全体の容量が減少しはじめ,特に膵 β 細胞が斑(まだら)状に失われ線維化していくことと一致してインスリン分泌能が低下する。”
【参考・引用】異所性脂肪と2型糖尿病・心臓血管病 島 袋 充 生1,2),Munkhbaatar Dagvasumberel2),
 
内臓脂肪だけではなく異所性脂肪もこのように、糖尿病などの生活習慣病の発症に関わっていると研究で分かってきています。
 
脂肪が蓄えられるメカニズムから分かるように、体脂肪が増えるのは使い切らない分を蓄えるからです。非常にシンプルですが、摂取カロリー<消費カロリーだと体脂肪は減っていきます。
 
体脂肪を減らすことは、シルエットを整えるためだけじゃなく、生活習慣病予防のためにも重要です。健康的な食事と適度な運動には気をつけたいですね。
 
 
 
 
 
 

理想の体は「短期」の「本気」じゃなく、「長期」の「根気」で手に入る!

こんにちは。
大阪市阿倍野区にあるパーソナルトレーニングジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
 
 
ダイエットする上で欠かせないカロリー制限ですが、皆さんは正しく行えてますか?
短期の結果を求め過ぎて、カロリー制限を強くし過ぎていませんか?
今日は、「リバウンドしにくい痩せ体質、筋肉量が保たれた理想的の体」を作りたいという方に読んでいただきたい内容になっています。
 
 
ダイエットの基本
カロリー収支をマイナスに

摂取カロリーを減らしても、必要な消費カロリーは変わりませんので、そのマイナス分は、体脂肪と筋肉を分解してまかなわれます。

理想の体を作るなら、体脂肪Lose・筋肉量UPを目指せ

筋肉を落とさないようにするには、
❶タンパク質をたくさん取って血中アミノ酸濃度を高く保つ

❷筋トレをして筋肉に刺激を入れる
ことで筋肉の分解を抑えることができると言われています。
 
だから、食事制限だけのダイエットで、さらに断食のような超低カロリー・低タンパクだと最悪です。体脂肪と一緒に筋肉量がガクッと落ちますので間違いなくリバウンドして太りやすくなります。

“体脂肪に関しては、1日に脂肪細胞から使えるエネルギー量には限界があり、体脂肪率が低い人ほどこの限界も小さくなります。”

1日に体脂肪から取り出せるエネルギーカロリー収支のマイナス幅

となると、筋肉を分解してしまうことになります。体脂肪ではまかないきれない分を筋肉から取り出すということですね。きっちり体脂肪から優先して使われるわけではないでしょうけど。

 

体脂肪から取り出せるエネルギー量は、体脂肪率が高い人ほど多いそうです。なので、体脂肪率の高い人の方が、摂取カロリーを低めに設定しても大丈夫で、体脂肪を速く落とせるということになります。

【参考・引用】Athlete body.jp ダイエット中の食事量の減らし方とタイミング

 

また、ダイエットを始めていくと、必ず体重の落ちない停滞期がやってきます。これは基礎代謝の低下など体の反応によるものですが、その時に体重が減らないからと安易に摂取カロリーを落とすのは危険です。

 
◆ダイエットを始めた当初より、体脂肪が減っている。
→体脂肪から取り出せるエネルギー量も減っている
 
→それにも関わらず、摂取カロリーを減らしマイナス幅が大きくなる。
 
→不足分で筋肉がさらに分解されやすくなる。   からです。
 
 
体重が減って体が変わると面白くなったり、逆に減らなくなると焦ってしまったりして、カロリー制限を強くしてしまう方がいます。
 
でも、説明したように筋肉量をなるべく減らさず、体脂肪を減らしていくためには、カロリー収支のマイナス幅を適度に保って、じっくり続けていくことが重要になります。
 
2ヶ月で10kg落とすような短期集中ダイエットでは、カロリー収支のマイナス幅が大き過ぎて、筋肉量が減ってしまいます。
 
「短期間で痩せる」というのは、痩せたい方にとってすごく魅力的だと思いますが、その体型が維持できないと、短期的に痩せても意味はないですよね。
筋肉量が前より減るということは、前より太りやすくなるということです。
 
体重の減りが緩やかでも、筋肉を落とさず、じっくり体脂肪を減らしていく方が、長期的なメリットが大きいのは明らかです。
 
焦らず続けていきましょう!
 
 
 

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