当店ではパーソナルトレーニングを始める前、しっかり時間をかけて問診を行います。
「そんなの普通でしょ」と思われそうですが、一般的なパーソナルジムとは少し違うと思っています。
問診では、トレーニングを受ける目的はもちろん。
それ以上に重要な
・過去、現在ある不調
・過去、現在に痛みのある部位
・既往歴(今までに診断されている病気)など深掘りしながら聞いていきます。
これらはトレーニングを安全に行うため必要な情報であり、お客様のカラダをより健康にしていくためのヒントにもなります。
既往歴や不調からわかること
例えば、腰痛を抱える方なら、
日常のどんな場面、どんな姿勢の時に痛むのか?まで詳しく聞いて、痛みの原因をあらかじめ予測します。これは安全にトレーニングを行うためにも重要です。
前屈して痛いのか?後屈して痛いのか?で原因は違ってきます。※前屈で痛むのであれば筋肉か、後屈なら関節の痛みの可能性が高いなど
例えば、変形性ひざ関節症や、脊柱管狭窄症など整形外科疾患を抱える方なら、
痛みを出さない、悪化させないために注意しないといけない動作、負荷のかけ方があります。
痛みが比較的強い、急性期〜亜急性期ならその部位に負荷をかけず、ストレッチを中心に行った方が良い場合もあります。
他にも、疾患ごとに、筋力の弱くなる部位や、姿勢の特徴など共通点があります。
もちろん皆んな同じということは有り得ませんが、ある程度カラダのくせというか、パターンがあります。
弱くなりやすい部位 = 放置すると悪化の一方なので、鍛えないといけないわけです。
このように、問診から痛みや不調、既往歴を聞き、収集した情報を基に、トレーニング中その予想が合っているのか?を確認していくという作業を繰り返しています。
痛みや不調があると、整体院や整骨院、マッサージに行くことを第一選択に考えがちです。しかし、それらは一時的で対処療法でしかありません。
根本からカラダを変えられる可能性のあるパーソナルトレーニングが必要な方も多いはずです。
とは言っても、今痛みや不調があると、パーソナルトレーニングが選択肢に上がってこないのも普通かもしれませんね。
実際に運動不足で体力がない初心者の方や、整形外科疾患ある方、すでに痛みがある人がトレーニングの必要性を感じて、パーソナルジムにいったものの痛みを悪化させたり、ケガをしてしまう人も多いようです。
だからこそ、当店は安全にトレーニングを受けてもらえるよう、また安心して任せてもらえるよう問診からしっかり行っています。
理学療法士として病院で、整形外科、脳卒中、神経内科の入院・外来の患者様をリハビリさせて頂いた経験が活かせると思います。
実際に、脊柱管狭窄症や変形性ひざ関節症、また人工関節術後のお客様にもご来店頂いています。
また、そうならないよう予防のため通われているお客様も多数います。
最初は皆さん不安です。でも、踏み出さないと現状は変わりません。ぜひサポートさせてください。