今日は、食事管理を始めて2週間ほど経過したときに頂いたご相談を紹介します。
Cさまはこちらのアドバイスをきっちり守られ、少し頑張りすぎるところがありました。
というのも当初設定していたカロリーを下回ることも時々あったからです。
Cさまのお悩み:
食欲が抑えられない。
問題点:
「ダイエット中だし、食べてはいけない。」という意識が強く、ストレスが溜まっている。
解説:
過度なストレスはボディメイクの敵です。
ストレスが溜まると、ストレスホルモンと言われる「コルチゾール」が分泌されます。
コルチゾールには、筋肉を分解する働きがあるため、筋肉量を減らしてしまう恐れがあります。そのため、ボディメイクを目的とした場合、なるべくストレスを避けたいです。
特に女性は、女性ホルモンの影響により、周期的に食欲が強くなることがあるため、食欲とうまく付き合っていく必要があります。
解決策: 答えは至ってシンプルで、「間食を行う」ことです。
制限の範囲内で間食を行うことはOKです!間食に選ぶ食品によっては筋肉の分解を抑えるなどの良い面もあります。
◆食欲抑制作用のある食品を利用して、間食を行う
【おすすめの間食】
・ナッツ類(アーモンドやくるみ)
→良質な脂質を含み食欲を抑えてくれます。
・ギリシャヨーグルト
・キウイなど少量の果物
・無糖コーヒー
→カフェインには食欲抑制作用があります。
このような食品が並んでいると、
「やっぱり甘いものは食べられないんだ…」と思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。目標にもよりますが食べることも可能です。
あと、ホエイプロテインもおすすめです。
「ホエイには食欲抑制作用がある」という研究があり、実際飲んでみると分かるのですが、お腹にズッシリくるので食欲は抑えられます。
◆睡眠をしっかり取る
一見関係なさそうですが、「睡眠不足では、食欲を抑える働きをするホルモンの分泌が少なくなる。(=食欲が抑えにくくなる)」といった研究や、
「睡眠不足と肥満の関連性を指摘した研究」があります。
Cさまの場合、夜寝る時間が遅く睡眠時間は日によってムラがあり、十分とは言えない状態でした。
これが、どれほど食欲に影響を与えているかは定かではありませんが、睡眠の質を高めて、しっかり眠ることはホルモンバランスを整えダイエットの成功にも影響してきます。
結果:
間食を始めてからは、開始時のような強い食欲に襲われることはなくなり、気持ちにゆとりができ、ダイエット中の食事もある程度楽しめるようになったと話されていました。