こんばんは。
大阪市阿倍野区にある女性専門パーソナルジム
グレイスフル帝塚山トレーナーの金物谷です。
タイトルが真矢さんみたいになってしまいました。
最近家で筋トレしようと思ってマットを引いたんですが…やる気満々なのか全然どかない。
ちなみにフレンチブルドッグのこじろうは筋トレなしでもムキムキです。胸肩やお尻うらやましい!
筋肉は裏切らない。あなたの努力をずっと憶えていてくれる。
筋トレマニアの熱いコメントのようですが…メンタル的な話ではなくちゃんと科学的な話をします。
今日は、マッスルメモリーについて。あまり聞きなれない言葉なので知らない方も多いと思います。
直訳すると「筋肉の記憶」ですね
一度鍛えた筋肉は、その後トレーニングをやめて筋肉が衰えても、次にトレーニングを再開したときに筋肉の戻りが早く、前以上に筋肉が付きやすくなる可能性がある。というものです。
まさに筋肉の記憶。鍛えていたときのことを筋肉は憶えていてくれてるんです。
興味深いですよね。
ここから、もう少し詳しくみていきましょう!
マッスルメモリーの仕組み
筋肉はトレーニングにより刺激を受けると、筋肉を構成している筋繊維1本1本が太くなります。筋肉は一かたまりの肉じゃなくて何本もの繊維が合わさっています。
この筋繊維、実は細長い細胞で中に複数の核が存在します。
核は色々と命令をだして細胞をコントロールしているんですが、筋トレにより筋繊維(細胞)が大きくなってくると、今までの核の数では、コントロールできなくなります。※一つの核がコントロールできるエリアが決まっているため
なので、核の数を増やして対応します。
ここがマッスルメモリーを知る上で大切なところです。
「一度増えた細胞内の核はおよそ10年は減らない。」
トレーニングをやめて筋肉が衰えてきても、核の数は鍛えていた時と変わらないので、トレーニング再開後は、前の状態へ前回鍛えた期間より早く戻ります。むしろ同期間鍛えると前以上に筋肉が成長するそうです。
はじめて筋トレをやり出した時は、核が増えるまでは一定期間必要とされていますが、こちらは最初から核が増えた状態でのスタート。だからだと考えられています。
「前は筋トレを頑張ってたけど、やめちゃったからまた一からだ…」
と落ち込む必要はありません。努力が無駄にならないってのは嬉しいですよね^_^
なので、体が十分動く間に筋トレを頑張って、筋繊維(細胞内)の核を増やしておきましょう!
歳を取っても筋肉はよみがえります。足腰がしっかりした動ける体でいるためにも。