こんにちは。
阿倍野区の帝塚山で女性専門のパーソナルトレーニング【グレイスフル】をやってます。
トレーナーの金物谷です。
前回までのブログで、O脚・X脚には骨盤の傾きが影響し、骨盤の傾きを中間位に保つことが重要だとお話してきました。
今回は、その原因と対策についてです。
骨盤を前傾・後傾させる原因の1つとして、筋肉のバランスがあります。
短縮した筋肉もしくは過剰に緊張した筋肉、
弱化し長く伸ばされた筋肉
というように筋肉のバランスが崩れることで、骨盤の前後への傾きは増強されます。
具体的には、
骨盤前傾パターンは、腸腰筋や大腿直筋という骨盤前方の筋群、背筋群が短縮もしくは過剰に緊張し
腹筋群や大殿筋というお尻の筋肉が弱くなり、筋肉が伸ばされることで起こります。
反対に
後傾パターンは、腹筋群や大殿筋・ハムストリングスという骨盤後面の筋群が短縮もしくは過剰に緊張し
腸腰筋や大腿直筋という筋肉が弱くなり、筋肉が伸ばされることで起こります。
画像でみていただくと、骨盤が前後に傾く仕組みがわかりやすいと思います。
短縮筋・過緊張筋があることで、骨盤には回転する方向に力が働きます。
赤矢印が短縮、緊張した筋肉、青線が弱化、伸長された筋肉です。
これらの筋肉のバランスを整えるためには、短縮・緊張した筋肉は、しっかり伸ばす必要があるため、ストレッチを。
弱く伸ばされた筋肉は、鍛え機能する状態にしてあげる必要があります。
ストレッチやトレーニングに関してはまた次回お話しします。
骨盤の正しい傾きを保つには筋肉のバランスが重要です。筋肉のバランスを整えるストレッチ・筋力トレーニングは以下の記事でご紹介しております。
過去の記事はこちら