こんばんは。
大阪市阿倍野区にある女性専門パーソナルトレーニング
【graceful帝塚山】トレーナーの金物谷です。
久々の更新になりました。今日は筋肉の成長に重要なトレーニングの負荷や頻度について書いていきます。
<この記事で伝えたいこと>
⑴筋力アップのためには、トレーニングは週2〜3がおすすめ。まずはその理由について
⑵週2~3回ジムに通えない人は、自主トレを行うことで効果的に筋肉を増やせますが、 家でトレーニングをする際によくある間違いについて(重量、回数、セット数について)
筋肉が成長するメカニズム
筋肉はトレーニングによりストレスが加わると、 次はそのストレスに適応しようと、 さらに強くなるようできています。 トレーニングにより筋繊維は小さな損傷→修復を繰り返し、 強く大きくなっていきます。
(反対にストレスがないと、 大きくする必要性がないので筋肉は減っていきます。)
ちなみに筋肉修復の際に、 タンパク質の原料であるアミノ酸が合成され筋肉は大きくなります 。筋トレをしてても材料(タンパク質) が足りないと筋肉は増えませんので、ボディメイク目的でトレーニングを行う方は必ずタンパク質をしっかり摂りましょう。
筋肉量を増やすためにはトレーニングのボリューム(総負荷量) が大切になります。
ボリューム=重量×回数×セット数
例)バーベルスクワットを行う場合
20kgの重り ×10回×5セット=1000 40kgの重り×5回×5セット=1000
重りを2倍にすることで、回数が半分でも筋肉へ同じ負荷をかけることができます。
筋肉量を増やすには、一つの筋肉への総負荷量を大きくする必要がありますが 、週1回でできるトレーニング量は限界がありますよね。
反対に週5のトレーニングはどうか?
これは効果的ではありません。超回復理論というものが関係します。
超回復理論とは?
トレーニング後、筋繊維は傷つき破壊され、48〜 72時間で修復されます。 修復された筋肉は以前より強くなります。 これを超回復理論といいます。
(画像はAthleteBody.jpさんからお借りしています。)
この回復途中でトレーニングをしてしまうと、修復が間に合わず、 筋肉の成長を阻害してしまいます。トレーニング後は、1回あたりのボリュームにもよりますが、2〜 3日しっかりと休息を取ることが筋肉の成長には大切になります。これらの理由から筋肉の成長のためには、やはり週2〜 3回のトレーニングがおすすめです。
ただ、当店にお通いのお客様の中には、 忙しくて週1回しか通えないという方はいらっしゃいます。
そのような方には、トレーニングが週2〜 3になるよう自主トレを行って頂いています。
自宅トレーニングでよくある間違い。
例)毎日自重スクワット・腹筋を20回(1セット)行っている。
間違い①ボリュームが少ない
重量なし、20回1セットのみ 1回あたりのトレーニングで筋肉への負荷が小さすぎると筋肉は成 長しません。
②休息がない
毎日やる必要はありません。回復のための休息が必要です。
筋肉の成長のためには1回あたりのトレーニングのボリュームをある程度増やし、 回復のための休息を取る必要があります。
この場合だと、重りを持ってのスクワットを15回×5セットを、ジムに行く日も含めて週2~3になるように行うのが効果的です。
(※回数やセット数は例えですので、個人の能力で調節する必要があります。)基本的に回数は鍛えている部位に疲労感を感じるまで行う必要があります。
軽重量のトレーニングでも筋肥大は可能。 という研究もありますが、 それもある程度の重量で疲労困憊まで追い込んだ場合です。軽重量では回数をかなり多くこなさないといけないので精神的に もキツイですし、時間もかかり効率が悪いです。
女性の場合、腕立て伏せやブルガリアンスクワットなどでは、それだけで十分負荷をかけることができますが、ノーマルのスクワットでは、やっぱり重りを持ってやるほうが効率が良いです。
→2ℓのペットボトルをリュックに数本入れて前で抱っこするなど。(2ℓ×4本=8kg)
ただ、始めたばかりでスクワットなどのフォームが安定していない方、ひざ・腰などに痛みがある方は、低負荷で回数を多くし、筋肉に効かせるよう意識して行った方が良い場合もあります。
2019年03月04日 | 案内・お知らせ