おはようございます。
大阪市阿倍野区にある女性専門パーソナルトレーニング
graceful帝塚山 トレーナーの金物谷です。
「夜食べると太る。」は嘘?本当?
「夜食べると太る。」当たり前のように言われていますが、これは本当なんでしょうか?
仕事で夕飯が遅い方や、寝る前にお腹がすいてきてついつい何か食べてしまう。という方は気になるところですよね。
今日は、その点について書いていきます。
どうして「夜食べると太る」と言われているのか
大きくふたつの理由があげられます。
⑴運動量の少ない夜間は代謝が低いため、脂肪として蓄えやすい。
こちらはみなさんもご存知のところですよね。食べた後すぐに寝ると食べたエネルギーを消費しきれず、脂肪として蓄えてしまう。という考えです。
そして、もう一つが
⑵「ビーマルワン」という脂肪の合成を促すタンパク質が夜間は増えるため
ビーマルワン聞きなれない言葉ですよね。これは体内時計を調整する働きがあるのですが、それ以外に、脂肪を蓄えやすくすると言われています。このビーマルワンが最も増える時間帯が夜10時~夜中4時ごろなんです。
これら2つの理由から、「夜食べると太る」と言われています。
「夜食べると太る」を否定する研究もある
「夜遅くにたくさん食べるグループ」と「朝にたくさん食べるグループ」が一定期間、その食事を続け体脂肪の増減を調べたという研究がありますが、結果は2つのグループ間に、体脂肪の増減差はなかったそうです。
これ以外にも、夜食べることで太るという説を覆す研究がいくつもあります。
結局のところは?
大体ひとつの説があったら、それを否定する研究もあります。
私個人の意見としては、やっぱりカロリー収支だと思います。
カロリー収支というと、消費カロリーと摂取カロリーのプラスマイナス。
消費カロリー>摂取カロリー 痩せる
消費カロリー<摂取カロリー 太る
前にもお話しましたが、体重の増減はここで決まります。
いくら夜食べないでおこうと我慢しても、1日で摂るカロリーが、消費カロリーを上回っていては、痩せることはできません。
消費カロリー<摂取カロリー 太る
これは時間帯に関係なく絶対です。
逆にカロリー収支がマイナス(摂取<消費)になっているのであれば、夜食べることはそれほど気にしなくても大丈夫だと考えます。
結局「夜食べると太る」ということ以前に、もっと基礎になるカロリー収支を意識することが大切。
もちろんカロリー収支だけじゃなく、その中の3大栄養素のバランスも大切。(過去の記事をご参考に。)
ただ、夜食べて太る太らないの事実とは関係なしに、夜遅くに食べてすぐ寝ると、睡眠の質が落ちる可能性があるので避ける方が良いのは事実です。
それに、仕事で夕飯が遅くなると簡単に食べられるもので済ませてしまいがち。
コンビニなどで、すぐ食べられるものといったら大体、炭水化物の高カロリー食。身体に良くないのは間違いないですよね。
なるべく規則正しい食事を心がけたいですね。
ぜひご参加に。